橘 神奈子 通称たちかな物語🌈その1

20歳の頃からの習慣がある。
お休みの前日の夜にたくさん食べることだ。

仕事帰りに、大きな買い物袋が前腕に食い込む。
スーパーとコンビニをハシゴして、すでにヘトヘト。
平日に必要なものもまとめて買うので。
買い物袋は大きなものが2つはある。

夜になってどんどん冷える空気。
一週間の溜まった疲れ。
将来への不安。
全てを背負い、自転車のペダルを漕いだ。

そんな思いで買ったお菓子やパン、ごはん達を、もくもくと食べる。
好きな動画を観ながら過ごすこの時間が、私の人生を支えてきた。

今はしないけど…。
吐いていたときもある。
たまたま痩せれた20歳の頃から、維持することが重要な項目になった。
サイズはSS。
それ以外はない。
いつの間にか、自他共にそれが私になっていた。

なんだか落ち着かないのだ。
それでいて、食べることは何よりも好き!
依存しないわけがない。

歳を重ねるうち、10キロ以上増えることも3度はあった。
仕事の忙しさやストレスに負けたのだ。
でも、なんの奇跡か?
痩せた私に戻った。

今は、4度目の成長期。
人生最大の仕事ストレスで、気づけば一年前の服は全て入らず。
悲しい服の買い足しを経験。
なんてこったいな季節を生きているわけだ。

そんな中でも、止められない週末大食い。

せめて平日を変えようとしてところに。
面白い情報がやってきた。

パンを食べるときは、抹茶豆乳を飲み。
お米を食べるときは、お酢をとりましょうといったものだ。

一年半ほど前に、今の場所に仕事の関係で引っ越しをした。
一週間で場所を決めて始めた生活。
毎日忙しく、休日もあるようでない感じ。

冷蔵庫もテレビもない部屋も大して困らない。
寝るだけみたいなものだったから。

仕事を変えた今も、冷蔵庫はない。
豆乳は腐りやすいし、どうしたものかと考えていた。

この為に冷蔵庫を買うのもね。
そんな余裕も、もともとないし。

それに昔から、豆乳を飲むと逆にお腹が空くということがあった。

胃袋が刺激されるのか?なんなのか?
理由は分からないが、記憶にある豆乳は、ダイエットの味方ではなかった。

試しにパックの抹茶豆乳を飲んでみる。
思ったより腹持ちはいいものの、満腹感はあと一歩。

同じ豆ならと、きな粉も買ってみた。
抹茶よりお得だった粉茶も一緒に。

お湯に溶いて飲むと、意外にも美味しい!
ただのお湯でも、飲み物としてあり。
好みはありそうだけど、続けるには何の問題もない。
価格も安く、保存もきく。
便秘にも多少効果があるようで、これはいけるんじゃないかとテンションが上がった。

またまた試しに、セブンイレブンのレーズンのパンも一緒に食べてみる。
確か、カロリーは280キロカロリーくらい。

菓子パンを気にしていたのは昔。
今は普通に食べてしまう。
成長するはずだ。

朝の7時くらいに食べて、お昼の12時までの間。
仕事をしながら空腹でクラクラするようなことはなかった。

けれど、物足りない!
続けていくには、チョット足りない。

パンも上手い、上手すぎる!

大好きな納豆とパンを一緒にパンを食べたときの方が、明らかに満足だ。

そこで、考えた。
納豆と粉茶で、抹茶豆乳の代わりは出来ないのか?
パンには納豆と粉茶。
お米にはお酢(ちなみに、お酢よりも持ち運びに便利なレモンのボトルを購入)。

勝手にアレンジした先に、何があるのか?
何もないのか?
一週間後の私に聞けないのだから、分かるわけがない。

それでも、新しいことを始めれば、新しい流れは生まれる。
可能性を拾っていたいのだ!